退院が困難な状態とは、例えば脳梗塞や脳出血、癌などが原因で、身体的に自分で動くことができず、自宅療養が

必要な状態であり、医師が医学的管理が必要と認めた場合を言います。

身近に迫った「死」を避けられない状態にある人に対して、肉体や精神の苦痛を緩和させつつ、人としての尊厳を

残したままの生活支援を目的としています。痛みを和らげる方法をとり、静かに自分らしい最後を迎えることを支援します。

特別な処置とは、床ずれの処置、胃ろうの管理・指導、酸素療法、経尿道カテーテル、各種ストーマの管理ケア

などを指します。

入院中の状態により退院後に病院への通院が困難な場合は、在宅医により健康管理や医療処置を行うことができます。

グループホームや有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅などへの訪問の診療が可能です。施設によって診療が

おこなえない場合もございますので、まずはご相談ください。

※サービス付き高齢者住宅とは・・・バリアフリー化などが施された住宅に安否確認・生活相談サービスがついた

シニアの方向けの住宅で、居住者の必要に応じて、食事提供・訪問介護などを受けることができるサービス付き

高齢者向け住宅です。

記憶や思考などの認知機能が低下し、日常生活に支障をきたしている方、パーキンソンなどの難病をお持ちの方、

うつ病や双極性障害、統合失調症など、心身に影響があり自宅での生活に支援が必要な方へも診療をしています。

インフルエンザは3000円、新型コロナウイルスの注射は現在は無料で行なっています。自宅で注射をする場合は、

交通費などがかかる場合があります。